さゆりの歯医者まで走る

病気を治してもらった際に病院の医師に対して、感謝の気持ちをあらわすのはとても大事です。それは治してもらった側も医師側も両方良かったと思わざるおえない関係性が現れているからです。つまり医者に対する信頼関係をもつことが大切だということです。しかし信頼するという感情は意図的に出すものではありません。築き上げていくものだというのが前提でないと意味がありません。

例えば、歯科診療所での治療の際に医師が患者に対して良くない対応を取ります。そうすると患者の方はその対応に対して嫌な気持ちになりますし、たとえ治療がうまくいったとしても気持ちよく医師に対して感謝することができません。治療がうまくいったとしても、次にまた同じ症状が出たときに同じ歯科診療所に治療してもらうという気持ちになれないかもしれません。

つまり、医師側も利用者が減ったことで損をして、利用者側も対応が悪かったことで不快な気持ちになってしまったということです。信頼関係の大切さは、こういった小さないざこざで実感することもあるでしょう。つまり歯科診療所の医師としての誠実な態度というのは、当然備わっておかなければいけない能力と言っても過言ではないでしょう。